ニュースリリース

2009.06.09

次世代ネットワーク型デジタルサイネージ端末」を開発  凸版印刷株式会社

●ビープレスワン 編集部

 書き換え簡単、リアルタイムに大容量・高精細なコンテンツ配信が可能な「次世代ネットワーク型デジタルサイネージ端末」を、凸版印刷株式会社が開発。インタラクティブ機能を備え、消費者の欲しい情報を提供が可能な端末を発表した。

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 06月09日、凸版印刷株式会社(URL:http://www.toppan.co.jp/、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:足立直樹氏)は、次世代ネットワーク型デジタルサイネージ端末を開発したと発表し、各方面から注目されている。

 それによると、同端末は、広帯域な無線ネットワークを活用し、リアルタイムに大容量・高精細なコンテンツの配信を実現、インタラクティブ機能も備えた次世代型デジタルサイネージ端末で、同社では10月上旬より、本端末の販売・設置ならびにコンテンツ配信サービスをメーカーや流通事業者などに向けて開始する。

 同端末は、UQコミュニケーションズ株式会社が提供する高速ワイヤレスインターネット「UQ WiMAX」を利用、コマーシャルをはじめとした動画や高精細な画像など大容量のコンテンツがリアルタイムに配信可能。
 また、コンテンツの管理サーバを使って、顧客の配信スケジュールを一元管理、遠隔地から自動で表示情報の切り替えが可能となっている。これにより時間帯によって変わる特売情報や急なタイムセールの情報など売り場にあわせたコンテンツも柔軟に配信できるようになる。
 その他、企業サイトをはじめとしたWEBサイトやネットワークに接続された他のディスプレイとの連動も可能で、更新情報を即時に反映させることもできるなど、多機能な端末となってなっている。
 
 さらに、その多機能面では、インタラクティブ機能を備え、顧客の満足さの向上と、再来店の促進が期待できると発表している。事例として、この端末にFeliCa(*1)リーダ/ライタを接続することで、おサイフケータイ(*2)をかざして来店ポイントを貯めたり、お得なクーポンを取得することなども可能としている。
 また、タッチパネル方式により、気になる料理レシピを表示させ、買い物リストとあわせて携帯電話に送信したり、バーコードリーダと組み合わせ、商品のバーコードを読み取るだけで、詳細情報や関連情報が手に入れられる仕組みにするなど、商品訴求力を高めることなども期待できるという。

 同社では、2009年度中に30社、1,000台の採用、1億円の売上を目標とし、3年後の2011年度には、流通・小売以外の用途展開も視野に入れ、200社、1万台の採用、関連機器やサービスも含め12億円の売上を目指している。

 なお、開発に至った背景と、その仕様についてはつぎのとおり。以下原文

<背景>
・昨今の景気の低迷に伴い、効果的に購買訴求できる店頭プロモーションの重要性が流通事業者をはじめ高まっており、店頭端末の導入傾向が強まっています。こうした中デジタルサイネージの販売台数は毎年約25%増で推移しており、今後も市場の成長が見込まれています。

・店頭プロモーションでは、これまで以上に顧客の関心を引きつけ来店を促進させるため「情報配信の多様性」「情報のインタラクティブ性」が求められています。

・凸版印刷は、電子POP事業を1999年から業界に先駆けていち早く着手しており、「EPOP」という商品名で販売を開始。棚周りを含め店舗内で映像コンテンツを活用した広告・販促事業の草分け的存在として業界ナンバーワンの実績を誇ります。これまでの累計実績は10万台(販売・レンタル)を超えています。

<次世代ネットワーク型デジタルサイネージ端末の特長>
・UQコミュニケーションズ株式会社が提供する UQ WiMAXネットワークを利用した常時接続の高速無線通信環境によって大容量で高精細な広告映像をリアルタイムに配信

・ネットワーク機能により複数の店頭端末と連動した広告情報を配信

・インテル社(*3)のAtom(*3) をCPUに採用し高度な処理が可能となっているため、標準で搭載されるタッチパネル機能やオプションのFeliCaリーダ/ライタと組み合せてインタラクティブな商品情報の提供が可能

・映像の大型ディスプレイへの出力が可能、複数のディスプレイを使った効果的なプロモーションを実現


<用途展開>
・デパート、スーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストアなどの店頭に設置し、時節、地域、客層、時間帯など、ターゲットに合わせた商品情報を提供

・駅や空港等の公共交通機関に設置し、運行情報、多言語案内、施設案内、観光情報、イベント告知などの情報をタイムリーに配信

・各種学校、自動車教習所などの教育機関に設置し、講義の告知や休講案内、学生の呼び出しなど学内での必要な情報をタイムリーに配信

・イベント会場に設置し、複数の端末と連動させインタラクティブなプロモーションを実施、通常の映像デモやカタログでは表現できない迫力のあるプロモーションを実現


<次世代ネットワーク型デジタルサイネージ端末の仕様>
◆LCD:7.0型ワイド、タッチパネル、800×480×RGB、LEDバックライト
◆CPU:インテル Atom プロセッサー
◆メインメモリ:512MB
◆ストレージ:コンパクトフラッシュ(システム)、SDメモリカード(コンテンツ)
◆OS:Windows XP EmbeddedまたはLinux
◆サウンド:バスレフ方式ステレオスピーカー 2W×2
◆I/O:UQ WiMAX(またはワイヤレスLANを選択して内蔵)、LAN(100BASE-TX)
Hi-Speed USB(USB2.0準拠)×2、アナログミニD-sub 15ピン×1
ステレオミニジャック×1、ExpressCard/34×1
◆外形寸法:約229㎜(W)×115㎜(H)×64㎜(D)
◆質量:約900g (メモリカード等を含まず)


UQコミュニケーションズ株式会社  代表取締役社長 田中 孝司 様
「UQコミュニケーションズは、このたび凸版印刷株式会社より、モバイルWiMAX対応のデジタルサイネージ端末の発表がされたことを心より歓迎します。
弊社は、最先端の高速WiMAXネットワークの構築につとめ、貴社と共に真のモバイルブロードバンド通信環境の実現を目指してまいります。」


(*1)『FeliCa』はソニー株式会社の登録商標です。
(*2)『おサイフケータイ』は株式会社NTTドコモの登録商標です。
(*3)『インテル』および『インテル Atom』は米国およびその他の国におけるIntel Corporation またはその子会社の商標または登録商標です。
※その他の社名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標です。

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