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2009.03.05

ビジネスで使うSNS

●管理者

SNSのコミュニティビジネス事例

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SNS

人と人が連携するコミュニティサイト、SNSは、大小の規模を合わせて日本では、3000サイトは存在すると報じられている。しかし、企業が主体となって対外的なビジネス手段として主催するSNSは、まだ、それほど多くない。ビジネスサイトとして企業が主催するSNSとは何なのか。

 2004年頃の日本でのSNS創生期以来、その機能を熟達した企業は、ビジネスとしてのサイト戦略を仮定し、サイト構築を行い、実際にビジネスに活かそうと翻弄したようである。SNSはカスタマイズしなければ、今でも標準的な基本仕様は変わっていない。IDとパスワードでログインして、自らのプロフィールを書き、日記を書ける場所が確保される。ほどよく、管理人からメールが届き、まずは初めてのご挨拶と、参加しているSNSの特色・機能、操作方法のヘルプなどサポートがされる。書き込みは、日記のほかにレビューなど好きなことを書ける場所があり、そして、複数のコミュニティが存在し、その中を覗いて参加できるようになる。コミュニティは、自分が主催にもなれ、現在、何人参加しているなどの統計される。参加すると、今度はコミュニティからの新着情報が届くようになり、メールなどと連携すればログインせずとも転送されてくる。あとは、自分の書き込みを誰が見たかなどのログが取れるようになり、逆にこちら側で覗いた他人の日記などに、あしあととして記録される。

 何を今更、わかりきったことを説明しているのかと、言われそうである。実際、SNSとはこのように人と人のコミュニケーションを取るためのツールとしシステム構成されているのだが、いかようにも、どのようにも活用するにも、主催するとなると、コミュニティ内が活性化するまでの一連の流れを作るスタッフが必要であり、サイト会員とコミュニケーションを取りながら、システム管理も同時に行うセンスある担当者も必要となる。それらの作業に一定のエネルギーも必要である。そして、何を目的としてオープンさせるかによって、ルールも様々であり、そこにいかに自社ビジネスのスパイス(オプション)効かせるかが、ビジネス活用のネックになっているようである。

  これまでにビジネスSNSをオープンしてきた企業の事例としては

 1、もともとの既存会員を多数持っているところの自社サービスサイトとしてクローズし、会員招待制
 2、コミュニティ機能を使った異業種交流会→目的によってオープン招待制・クローズ招待制、ビジネスマッチング
 3、技術者、エンジニアの交流サイト→技術と就労のコミュニティなど
 4、特定階層を狙った広告モデル、EC目的のコミュニティ
 5、社内ビジネスSNS
 6、その他、進化系SNS

これらを踏まえ、次の調査結果に注目した。
興味深い、報告しているのは、大手の富士通総研で、社内イントラネットSNSを導入して次のような報告を挙げている。

http://jp.fujitsu.com/group/fri/column/news/200903/2009-3-1.html

ご覧のとおり、社内イントラネットSNSを導入した実際の動向を、フェーズ1.検討、フェーズ2.導入期、フェーズ3.成長期、フェーズ4.成熟期フェーズ5.衰退期と、フェーズに分けして分析しており、そのサイクルが1年4.6ヶ月だったと説明している。

さらに注目すべき、結論付けでは、

「企業のイントラネットであっても、炎上やマンネリ化の懸念があります。組織的な観点から、それぞれの企業に合ったイントラネットSNSのサイクルを適切にマネジメントして行くことが求められます。(文章中引用)」

としており、これからSNSを主催する企業にとって、社内であろうと、社外であろうと非常に参考になる結論ではないだろうか。

それを、裏付ける動向としては大手SNSサイトの他大手サイトとの連携や、大手ブログサイトでのブロガー同士のコミュニケーションを図る、仕組み作りが始まってきているということに注目したい。
上記のように、マネージメント側の工夫が必要であるということは、目的が達成された後の、継続をどのように計画していくのか、当初から予測してオープンする必要性があることが感じられる。

地域SNSでも、その辺の課題が挙がってきているようで、各地域SNS同士での連携する動向が近年、課題として浮上している。

しかし、マネジメントをどうするかという問題は、単にシステム全体の保守委託する中では、現状では業務委託できない領域であると思われるので、これらを専門とする企業が今後、出現してくることに期待するのしかないのかもしれない。それは、出版業界などで取られている、雑誌などが、その一部のページを編集プロダクションに委託するような、うまい事例がが見つからないが、マネジメント担当者を社内で育成するのか、アウトソーシングしていくかを含めて検討される事項であろう。

☆主に参考にしたWEBサイト順不同(ブロガー&ブログ、ニュース、コラム等を含む)

http://www.snslink.net/list/
http://www.kbb-id.co.jp/content/cgm/
http://www.so-net.ne.jp/sns/
http://business.nikkeibp.co.jp/article/nmg/20090303/187935/?P=1&ST=nmg
http://www.nri.co.jp/news/2008/081119.html
http://ascii.jp/elem/000/000/156/156430/
http://www.tottori-torc.or.jp/report/nihonkai2008/20080920.html
http://www.chiba-u.ac.jp/sns.htm
http://smcb.jp/
http://mixi.jp/
http://jp.myspace.com/
http://www.snsguide.jp/
http://www.mizuho-ir.co.jp/column/sys081216.html

ほか多数。

 
                                     BPressONE編集部

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